椎茸の菌床の作り方

椎茸菌床

原木栽培より、栽培効率が良い菌床椎茸栽培について
(1)菌床とは
広葉樹のおがくずチップを滅菌して、小麦ふすまなどの栄養素を混ぜたものが培地となります。
(2)植菌
クリーンルームで、菌床に種菌を植え付けます。
(3)熟成
25℃で2~3ヶ月培養管理します。菌糸体が菌床に回ります。
(4)初心者は、充分に菌が回った菌床を購入する方法が、無難です。すぐに栽培を開始できます。

個人で菌床製造できる?

■準備するもの・・・おがくず(粉)、種菌(販売してます)、栄養分(米ぬかや小麦ふすま)
■道具・・・圧力鍋(orダッチオーブン)、カラス瓶、カセットコンロ、鉄製スプーン
(1)菌床づくり・・・おがくずに栄養分を7:3程度に水混ぜ、培地を作ります。 (そば、うどんの生地よりゆるめ)
密閉して、圧力鍋で水を張り、中敷きの上に菌床数個のせ、2回程度熱します。 (ダッチオーブンでは30分くらい)
その後、冷まして1日寝かせます。
(2)種菌を植える前に菌床を冷蔵し冷やします。
自分の手・服、機材・コンロなどをアルコールで消毒します。
(なるだけ、衛生的な部屋で作業)
(3)ガスコンロに火をつけ、上昇気流を利用できるようにします。菌床の上3~5cmを削ります。火であぶり消毒したスプーンを用意します。 種菌を取り出し、スプーンでとり、窪みとその周りに植え付けます。 (雑菌が入らないように、なるだけスピーディーに)
(4)素早く、しっかりキャップをします。
(5)20℃程度のところで2ヶ月ほど静置します。湿度60℃以上で。しばらくすると白い菌糸が出てきます。 2ヶ月ほどで全体に回ります。
■栽培可能になります。種菌の手基本に合わせ温度管理、湿度60~80%で栽培します。

封をきり栽培開始

10日程度で発生

勢いよく出てきます。



栽培のやり方

熟成菌床 充分菌が回った菌床を開封し、栽培を開始します。
栽培環境 適温(10~20℃あたり、菌床により差異)、湿度60~80%、Co2管理(適時換気)で栽培します。
温湿計を何カ所かに設置しておくと便利です。
準備 ・水に浸け、栽培棚に静置します。
・菌床を叩いたり、何等か刺激を与えることで、菌が活動し始めます。
・楽器などの振動もよいようです。
発芽 整った環境では、1週間から10日程度で発芽します。
成長 次から次に発芽します。
収穫 椎茸の傘が開く間際に、収穫します。 傘が開ききると、味が薄くなります。
(地域によっては、こちらを好むところもあります)
コンテナハウス

気密性が高く、家庭用エアコンで低コストの周年栽培が可能

ビニールハウス遮光式

低コストで大きな規模の栽培ができます。

車庫施設

ビニールでインハウスを作り栽培できます。





栽培に必要な設備・機材



 
温湿計 栽培中の湿度は60~70%で管理します。
  温度は、種菌の違いで、10~20℃で管理します。
霧散布装置 霧タマ発生装置や、加湿器にて湿度を上げます。
トロ箱 菌床を水に浸けたり、移動に使います。
収獲箱 収穫に使います。
背負い式動噴 湿度の回復が必要な時や直接散布のとき使います。

収穫時期

収穫は規格をそろえて

椎茸の収穫は、傘が開く前が最適です。
傘が開ききると味が落ちるといわれます。
傘が開くと、胞子が飛び、次第にしぼんでいきます。
・収穫する際に混んで見えないときは、椎茸の裏側の傘の部分を触って、確認していきます。
傘が小さくても、開いているのもありますので、1個1個確認が必要です。

椎茸卸値相場

鍋物の時期が固い

椎茸の価格は、需要と供給により変動します。
霊ねん夏場が安く、冬になるに従って上がってきます。
このため、菌床栽培では、夏場の終わりから菌床の需要が最盛期を迎えます。
出来上がりの菌床を利用する場合は、前もって予約し手置く必要がありますが、菌床会社も 製造最盛期ですので、菌が薄くなり、出にくい場合があります。
このため、早めに購入し、保管したり、自家培養するところも多いようです。

販売

生鮮食品コーナー

椎茸は、生鮮食品ですので、良い品質のものならスーパーで扱ってくれます。
あるいは、道の駅などで小売りもできます。
小売りの方が利益率が高いですが、その分手間がかかります。
・卸業者さんが、一括で購入してくれたりしますので、栽培量が多い場合は、
こちらを選ぶ方が効率が良い場合もあります。